いろんな生き方白書の原点~女装さんとの出会い~その2

今日も『いろんな生き方白書』にお越しくださいましてありがとうございます!

さて先日、いろんな生き方白書の原点~女装さんとの出会い~その1という記事を投稿しました。女装さんがどんなことを考えているのか気になった僕が女装さんと実際にお会いするまでの経緯をお話しましたので、まずはその1からお読みいただけたらと思います。

!!注意!!

今回の記事には性的表現がございます。

不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。あらかじめご了承ください。

女装さんに教えていただいたこと

実際に女装さんに伺ったお話を僕の覚えている限り書きます。性的表現もあります。しかし、『いろんな生き方白書』はその方のお話をありのままにお伝えいたします。ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。

お会いした女装さん(以後、Xさん)の情報

Xさんの年齢は30代。白いブラウスにロングスカート。肩くらいまであるストレートミディアムロングのウィッグを身に着けていらっしゃいました。服やウィッグは複数持っていらっしゃって、相手の好みやその日の気分で変えているそうです。

体格は”ザ・中肉中背”。胸を見てみるとほんのりと膨らみがあったので「パットを入れているんですか?」と質問すると、パットではなく自前とのことでした。豊胸マッサージをすることでサイズアップさせたのだとか。

あまり地声を聞かれたくなかったのか、とても小声でお話されていらっしゃいました。

女装を始めたきっかけ

女装を始めたのは25歳くらいの頃。お勤めの会社で開催された宴会がきっかけだったそうです。一人の同僚にふざけて胸を後ろから揉まれたときに幸せを感じたそうです。

Xさん「女の人ってこんな気持ちになるのかぁと思って女装したくなったんです」

それから、女性用の洋服やウィッグを購入して本格的に女装を始めたということでした。

女装を人に見てもらいたくなった

始めは家で女装して楽しんでいただけでしたが、そのうちに誰かに女装を見られたくなったそうです。当時は東京に住んでいらっしゃったということで、都内の女装さんやゲイの方が集う”ハッテン場”に通うようになりました。

ハッテン場はいろんな人がいらっしゃるそうで、ゲイや女装の人とお話をしたい人、友達を作りたい人、性行為を目的に集まる人、様々だそうです。

Xさん「スカートめくりが大好きって人が女装さんのスカートをめくって楽しむって人もいましたね(笑)」

僕「Xさんはどんなことが目的だったのですか?」

Xさん「私は完全なエロ目的でしたね(笑)」

ハッテン場でカップルが成立すると、近くの公衆トイレやホテルでそれぞれが思い思いに楽しむんだそうです。

怖い思いをしたこと

Xさん「ハッテン場では危険な目に遭ったこともありますよ」

いつものようにハッテン場に行った時のこと。その日は日本に旅行に来ていた外国人の男性がいらっしゃいました。Xさんはその外国人の男性にお誘いを受けたのですが、気が乗らなかったのでお誘いを断って家に帰ろうとした時。

Xさん「その外国人の男性にいきなり肩を掴まれたんです」

Xさんは振り切って走って逃げたのですが、外国人の男性はXさんの後を追いかけてきました。これじゃ逃げきれないと考えたAさんは

Xさん「その男性の股間を思いっきり蹴って悶絶している間に巻きました。なんとか逃げきれてよかったです(笑)」

そしてXさんは次のように語ってくださいました。

Xさん「男性同士のセックスもお互いの合意はとても大切なんです。それぞれに好みもあるし、スカートめくりが目的の人もいれば、お話がメインのエロ目的じゃない人もいます。男女間でも同じことで、お互いの合意がないのにセックスを強要したら強姦になってしまいますよね。男女間でも同性間でも、セックスするときはお互いに合意しあうことは大切なことだし、人として最低限のマナーだと思っています。ハッテン場に集まる人の大多数はそれを理解しているんですが、中には乱暴な人もいますよ(笑)」

ネット上で知り合う苦労

現在は富山で暮らしているXさん。ネット上で知り合った方にお会いすることも多いそうなのですが、その苦労について教えてもらいました。

Xさん「正直、イタズラがめっちゃ多いです・・・」

ネットの掲示板で連絡を取り合っても、イタズラで連絡してくる人がとても多いらしく、待ち合わせ場所に到着しても相手が現れないことも多々あるそうです。

さらにXさんはこんなことも教えてくれました。

Xさん「一度、連絡を取り合っていた人が警察だったことがあって、待ち合わせ場所にパトカーが止まっていたんです。多分、売春の取り締まりだったんだと思います。そのままスルーして帰りました(笑)」

危ない橋を渡るXさんに僕は興味津々。

僕「職務質問されたことはありますか?」

Xさん「山ほどありますよ。どう見ても怪しい人ですからね(笑)職務質問では警察官は私が女装していることには触れないんです。女装することは違法じゃありませんからね。私も悪いことをしているわけじゃないので、職務質問には大人しく応じています。言われた通りにしていると5分ほどで終わります。でも、過去に一度だけ、高圧的な職務質問にカチンと来て反抗的な態度を取ったことがあるんですけど、30分くらい解放してくれませんでした(笑)」

人に言えない苦悩

女装はなかなか人に理解してもらえないこと。身近な人には女装のことをカミングアウトしているのか尋ねてみました。

Xさん「知り合いには誰にも言っていません。職場の人にはもちろん、”同居人”にも秘密にしています。だから活動はいつも深夜になってしまうんです」

僕「女装の道具はどうやって保管しているんですか?」

Xさん「”同居人にバレないように、クローゼットの奥にしまい込んでいますよ。出かけるときは、”同居人”が寝たのを確認してから服とウィッグを取り出して着替えています。待ち合わせ時間の約束をしても”同居人”が寝ない限り家から出られないので悩みどころです(笑)」

僕「ところで、Xさんの恋愛対象は男性なんですか?」

Xさん「恋愛感情は女性ですよ(笑)でも、女装しているときは女性になりきっているから男性とセックスができるんです」

僕はXさんのお話に出てきた”同居人”という言葉が引っ掛かったのですが、”同居人”がどんな人なのか、あえて尋ねませんでした。というのも、”同居人”というワードを言うときに少しだけ間があったのです。”同居人”については永遠に謎ですが、もしかしたら奥様とお子さんのことでしょうか。これは完全に僕の憶測ですが・・・

男性同士のセックス

Xさんは、男性同士のセックスについても教えてくれました。

Xさん「女装さんとかゲイのほとんどは乳首が性感帯なんです。優しく乳首を刺激されたらとても気持ちいし幸せですね」

僕「男性同士のセックスってどんな感じなんですか?」

Xさん「いろいろですよ。Sの人もいればMの人もいるし、お互いに楽しい時間を過ごせるように相手の要望を確認しています。私の会う人はMが多いですね。そんな時はフェラチオがメインです。アナルに関しては好き嫌いがハッキリ分かれます。というのも、アナルを性感帯にするには多少の訓練が必要だし、挿入の前に時間をかけてじっくりとほぐす必要があるんです」

僕「Xさんはアナルの訓練をされていらっしゃるんですか?」

Xさん「ある程度はしていますけど、そんなに気持ちよくありませんね。相手がSで、アナルに挿入したいという方に関しては許容しています。私は”相手の方に喜んでいただきたい”という気持ちが大きいんです。私が先に射精してしまうこともあるんですが、そんな時は相手にも射精してほしいので頑張ります(笑)そういえば、アナルセックスの上手い人が過去に1人だけいましたね。時間をかけてゆっくりと優しくアナルをほぐしてくれて、初めてアナルを気持ちいいと思いました」

Xさんは僕の知らない世界のことを赤裸々に語ってくださいました。

僕「お話を聞かせてくださって本当にありがとうございました。そして、Xさんの目的にお応えできなくてすみません・・・」

Xさん「いえいえ。先ほども言いましたけど、セックスはお互いの合意が大切なんです。気にしないでください」

Xさんとお会いする前は不安で不安で仕方なかったのですが、Xさんがお優しい方でよかったです。Xさんには心から感謝です。そして、僕もこの日、もしかして危ない橋を渡っていたのではないかと思ってゾッとしました(笑)

様々な価値観や生き方を受け入れることが『いろんな生き方白書』

Xさんのお話を伺って、僕の世界は大きく広がりました。Xさんのように女装している時だけ性的対象が男性になるという、僕の中になかった真実を知ることができたことは大きな収穫でした。そして、この世には様々な価値観や生き方があることを再認識したのです。

偏見の持たれる立場の人の話は面白い!

それが、『いろんな生き方白書』の原点じゃないのかと。

今回は女装と男性同士のセックスについてお伝えしました。この記事に不快感を示す人もいらっしゃるかもしれません。それはそれで構いませんし、僕もそのような人に価値観を変えるよう強要するつもりはありません。

この世にはいろんな人がいます。人の数だけの価値観があって、人の数だけの生き方があります。中には偏見を向けられる価値観や生き方もあります。しかし、他人に著しく迷惑をかけない限り、僕はその人たちの価値観や生き方を許容したいのです。

情報発信力のあるマスコミの扱うネタというのは、そのほとんどが立派な活動をされていらっしゃる人。しかし、これは組織の体裁やスポンサーのことを考えたら仕方のないことです。今でこそマスコミはLGBTについて堂々と報道することが出来ますが、一昔前はタブーの話題でした。真実を発信して時代を創るべきマスコミは時代とにらめっこしながらネタを取り扱わなければならないのです。

ですから、世間的に見て立派な人も、偏見を持たれる人も、世間的にタブーな話題も、『いろんな生き方白書』は等しく記事にさせていただきます。それが個人ブログの強みだと僕は考えています。

今後とも『いろんな生き方白書』をよろしくお願いいたします。

最後まで読んでくださってありがとうございました!